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セネガルお宅訪問の旅 エピローグ「アフリカ人は傘をさすのか」

2015.09.11

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サラマリコム!

 

ライアンです。

 

前回までの日記はこちら。

 

■前編「地獄の、あいのりタクシー」
http://senegaltaizaiki.com/?p=580

 

■中編「JICA x アフリカ、日本品質の浴衣作り」
http://senegaltaizaiki.com/?p=610

■後編「人生初のアフリカ村 バイファルの村へ」
http://senegaltaizaiki.com/?p=622

それでは、本当に今回が、この旅最後の日記です。

 

 

バイファルの村で朝を迎えました。

朝の早いうちに車でケベメルまで戻る予定だったので

昨日懐いてくれた子供たちとはお別れの挨拶もできない。

 

でもまあ、こんな一期一会な旅も悪くないさと、

ケベメルまで案内をしてくれるバイファルの元へ。

 

バイファル「車、もう出ちゃったみたい」

 

おやおや

 

バイファル「隣の村まで歩いて、車を借りよう」

 

というわけで、隣の村(目視できない距離)まで歩くことに。

こういうトラブルも旅の醍醐味。これはこれで楽しいもんです。

 

・・・と、思ってると、何やら雲行きが怪しくなってきました。

これは早めに着かないといけないなーと話してると・・・

 

ザザーーー!!!

 

止む気配が微塵もない勢いで、雨が僕ら3人を打ち付けて来ました。

 

引き返すには既に遅い。だからと言ってまだ隣村は見えない。

 

こんな土砂降りの中、辺りを見回しても人っ子一人いないし、そもそも生き物の存在すら感じられ無い。

村を出れば、そこには「何もない」が広がっている

村を出れば、そこには「何もない」が広がっている

 

それでもバイファルはヨユーな感じでどんどん歩く。僕からしたらめちゃくちゃシュールな光景なんですけど。

 

バイファル「こんな雨の中を歩いてるのは、俺達か、頭のおかしいやつだけだ」

 

あ、分かってる。

 

やっぱり雨は万国共通で頭から被るべきものではないんだなと再認識しました。

セネガルは、雨の日でも傘を持っている人が少ないんです。
(急いで帰ったり、雨宿りしている人は沢山います。)

傘の文化が浸透してないのかなーと思ってましたが、

単に、急な雨が多いから傘の準備をしていないだけなのかもしれません。

 

とか何とか考えていると、ついに隣村に到着!

村と言っても、バイファル村とは一味違った、サザエさんの町の一角みたいな佇まい。

ここで、彼の知人に車を出してもらう手筈。

 

バイファル「あれ、車、ないや・・・」

 

おやおや

 

という事で、この後3つほど村を徒歩で駆け抜けるという荒業をやってのけました。

 

3つめの村で雨宿り。

3つめの村で雨宿り。

この雨な上に、ケベメルからも遠いので、タクシーを呼んでもボッタクられます。

雨宿りをしつつ、いつ来るかも分からないバスをひたすら待ちます。

(写真のバスは何故か動いてくれない仕事のできないやつでした)

 

しばらく待っていると、おお、ついに、文明の利器がブロロロ。。。とやって来ました!!

 

s-P8170198

 

多いな!!

 

あいにく中も上も満員なので、バスの後ろに立ちながら乗車。

屋根部分を手で掴まないと簡単に振り落とされます。

 

ただ、さっきまでの苦労に比べれば、勝手に進んでくれる、クルマという乗り物の便利さを実感せざるを得ませんでした。

 

 

というわけで、なんとかケベメルに帰り、長距離バスに乗って我が家のワッカムまで帰りましたとさ。

 

 

この旅は、僕が今まで経験してきたどの旅(というかツアー)よりも効率が悪く、不快適で、しんどかったです。

 

でも、サイコーに楽しかった。

 

日本から遠く離れた、アフリカという地に来てる事を思い出させてくれました。

 

セネガルに興味がある人、

既にセネガルに滞在している人。

 

みなさんも、是非。

 

興味があればご紹介します。

 

それでは!

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