ダカールマラソンが当日もカオス過ぎる
こんにちは!斉藤です。
木曜日、アフリカブログ。
引き続き、ダカールマラソンについての記事です。
【過去記事】
ダカールマラソンが既にカオスと化している http://senegaltaizaiki.com/2016/02/13/chaos/
当日もカオスだった運営者たち
ダカールマラソンは今年が初開催。トラブルなんて余裕であります。
初めての開催でスタッフたちもてんやわんや。
特にカオス感の高かった出来事を紹介
スタッフに逆ギレされる
過去記事「ダカールマラソンが既にカオスと化している」のあと、結局、当日に会場でゼッケンを取る事になった僕ら
実際、行ってみたら走れませんでしたって可能性もゼロではありませんでした。
そんな、したくも無い覚悟をしながら、当日の朝を迎えました。
ランナーの朝は早い。
近所までシャトルバスが来てくれるんですが、時間がなんと朝5時半。
で、そのバス自体、余裕の30分遅れ
(僕も家を出るのが遅れたのでむしろ良かったけど)
そこから30分以上かけ、会場にたどり着いたは良いものの、スタートまであと20分ほど。
しかし僕らはここからまずゼッケンをゲットしないといけません。
でも、受付場所が分からない!どこにも書いてない!!
スタートまで10分を切ったあたりで何とか受付場所を見つけました
ここでチケットと医師の診断書を見せれば、ゼッケンが貰えるんですが・・・
もうね、無差別にゼッケン配ってる。身分証も何も必要ありませんでした。
これ、参加申し込みしてない人でも余裕でもらえましたね。
しかもここでカオスの真骨頂。なんと、参加特典のTシャツや帽子などが品切れ。
いやいやいや、ここまで来てそれはないでしょ!とスタッフに訴えていたら
「too late(もう遅い!)」
って、逆ギレされました。こっちのセリフだわ。
間違えて表彰台に立たされそうになる。
なんとか無事ゼッケンを終え、スタートにも間に合い、
人生初のハーフマラソンを満身創痍で楽しみました。
無事ゴールしまして、いやぁー疲れたぁーと思いながら歩いてたら
「あなたはコチラに来てください!」
ってな感じで女性スタッフに誘導される。
え、何?もしかしてカメラ持ちながら走ってたのがマズかった???
と、狼狽えながらも女性についていくと、
そこには何とも上流階級臭ただようスーツ姿のおじ様たちが。
近づくと、ニコニコしながら握手を求めてくる。
言われるがままに握手をすると、激励の言葉(だと思う)をもらいながら、
近くの階段を登るように言われ・・・って、これ、表彰台じゃん!!
どうやらフルマラソンの先頭組と、僕のゴールが被ったらしく、
完全にアジア人がベスト3に入るという快挙を成し遂げた雰囲気に。
偉い人に「I’m not first!」って訴えたら、
「Oh…you are second?」って返される。いや、そうじゃなくて。
そもそも僕はフルじゃなくてハーフだよって説明をしたら納得したようで
表彰台に立たされることはありませんでした。ちょっと勿体無かった。
でも、せっかくなんで表彰台の近くでボケーっと表彰式が始まるのを待ってたら、
さっきの女性スタッフが戻ってきてスマホを取り出しながら
「一緒に写真取ってくれませんか?」
なんて言うもんだから、「いや、僕ハーフなんで。てかハーフでも中くらいなんで」って言うのも気が引けて
快く一緒に撮りました。彼女、すっごい嬉しそう。
これ以上ここにいたら、いざ表彰式が始まった時に彼女に僕の正体(ヘタレ)がバレてしまうので、
ちょっと先にトイレでも済ませておこうかなって空気を醸し出しながらそさくさと撤退しました。
セネガル人と間違えられる
このページにアクセスすると、
大会カメラマンが撮影した、全ランナーの写真を見ることが出来ます。
ダカールマラソン、粋なことするねー!!
で、僕のゼッケン番号(2557)で検索すると、
僕の写真を見ることが出来るんですが・・・
黒人が混じってる
いやいや、同じメガネ掛けてる人と間違えるとかならまだわかるけど、
肌の色ちがうじゃんっ。
スタッフが手作業で写真を振り分けてると想うんだけど
フェイスブックの自動タグ付けよりも精度低いなこれ。
来年の開催は???
こんな面白イベント、来年も是非やって貰いたいところです。
でも、高速道路開通記念だから開かれた大会なので、
来年は無いかも、という噂もたっています。
参加人数も多かったし、こんなビッグイベントは普段のセネガルではありません。
こういう企画が沢山開かれるようになれば、海外から来る人も増えるだろうなーと思いました
(来年開かれたとしても、あの逆切れスタッフは参加しないかもしれませんが)
それでは!