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セネガル人を面接して思ったこと

2016.09.12

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こんにちは!斉藤です。

前回の記事の続き。ついに面接開始です!!

書類選考で、10人ほどに絞った後、各応募者へ電話をして面接日時を決めました。

セネガル人は時間を守らない?

面接についての電話をした時、
全員に必ず伝えた事があります。

「面接で重要な事は、遅刻しな事です」

これです。

この国の環境がそうさせるのか、セネガルに住む人は本当に時間にルーズ。
そもそも日々の生活で時間を守らないと行けない場面が
圧倒的に少ないからだと思います。
数時間送れるとかザラ。無断ドタキャンとかも普通にありますからね。

セネガル人に時間を守るように教育するのは至難の業。
なので、既に時間を守る事の大切さを
理解している人を雇うのが一番の近道。

だから、遅刻はするなという事を先に伝えることで、
この仕事で時間が大切という事を理解して欲しかったんです。

 

・・・で、実際面接が始まった時にどうだったかというと、

8割近くの応募者が遅刻せずに来てくれました!

中にはタクシーを使ってまで来てくれた人も。
(ただ毎回タクシーを使うわけにはいかないのでこれはマイナス点)

彼らは既に大学院卒業済み。企業のインターン経験ありの
優秀な人々なので、時間通りに来るのは慣れている様子。

もちろん、今後も時間厳守してもらうのが大前提ですが
予想以上の結果でとても嬉しかったです。

セネガル人は理解力が低い?

セネガル人はとても気が良く優しい人達であふれていますが
なかなか分かってくれなかったり、言い訳が半端ない事が多々あります。

今回の彼らには、仕事を理解して覚えてくれる頭の良さと
僕の拙い英語でも趣旨を読み取ってくれる理解力が必要です。

因みに、じゃあ日本人なら全て満たせるかというと
そういうわけでもありません。

今まで20名近くのスタッフを日本人、外国人問わず採用してきましたが
何度言っても同じミスをする日本人もいますし
とにかく謝らず言い訳が絶えない中国人もいました。

なので、「セネガル人だからダメ」という偏った認識は持たず
面接に挑むことが出来たのは大きいです。

実際、面接時に僕の仕事内容を説明したら
ほとんどのセネガル人が理解してくれました。

それに、理解の早い人たちは、質問内容も同じでしたね。

面接だけで人柄は分かる?

言語も違う、文化も違う相手と面接をして
一発で相手を理解できる自信はもちろんありません。

でも、あらゆる場面での一人ひとりの対応の違いはよく見ていました。

  • 二回目にこちらから電話した時の一言目が仏語か英語か。
    (HELLOで返す人は、僕の電話番号を既に登録している可能性が高い=マメ)
  • 面接時に履歴書を持ってくる
    (真面目。面接に慣れてる印象。自分の経歴に自信がある)
  • 電話の音質
    (特にセネガルではスマホの品質はその人の生活水準に大きく左右されます。
    そして聞き取りやすさは、地味に相手の印象に影響します)
  • 家に来た時に、他の日本人に挨拶をするか
  • 日本をどれだけ知っているか。
    (sushiやTOKYOを知ってるくらいでも良い。
    中には、家で靴を脱ごうとしてくれる人もいました!)
  • 僕のカタコト英語をどれだけ一発で理解してくれるか。
    相手の英語がどれだけ聞き取りやすいか。

その他にも細かい部分で見ることはありましたが
記憶に残り、一緒に仕事がしたいかどうかが
一番重要なポイントでした。

面接終了。そして採用へ・・・

3日間でほとんどの人と面接したんですが、
引き続き新規の電話やメールが届き続けたので
本当にバタバタした3日間でした。

対面、外国人、英語での面接というのは
思った以上にしんどいっすね。

でも、今まで関わって来なかったレベルの人ばかりと話せて面白かったです。
というか、こういう人たちでも仕事ないのか!と衝撃でした。

その後、土日の間に検討を重ね、
週明けに各応募者へ結果報告を終えました。

次回は採用者のご紹介。

いやー、これからめっちゃ面白くなりそうです。

それでは!!

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